YKS手法 よくあるご質問

faq about YKS METHOD

YKS手法に関してよくあるご質問をまとめました。
PATWARE機能に関するFAQはこちら

YKとは”YK:Yield of technology measured by Kudo & Associates”の略であり、
YK3は3番目に作られた指標という意味になります。
※2番目に作られた指標もありましたが、リリースされていません

日本国内特許の他、中国および米国国内の特許に対応しています。

※PATWAREでは、海外特許は未対応です。
今後、日本国内の特許同様に、PATWAREにて中国および米国の特許を検索・結果取得できるよう、開発を予定しています。

YKS手法では、客観性を担保すべく、陳腐化リスク(代替技術出現リスク)を算定しています。
YK値、YK3値には特許が陳腐化する対前年度の割合(陳腐化率)が掛かっています。

陳腐化率については▶こちらもご参考くださいませ

はい、YK値、YK3値ともに、陳腐化率が反映されています。

はい。技術分野毎(IPC上4桁)に算出しております。

陳腐化率については▶こちらもご参考くださいませ

第三者(競合他社)にとってどのくら事業推進の脅威となっているかを推定できるアクションであり、開示しているものは下記になります。

・閲覧請求 (自社の障害とりうる特許の詳細な成立過程などを調査するアクション)
・刊行物提出 (特許の成立を阻止するアクション)
・異議申立
・無効審判  
・審決取消訴訟(ある特許が事業推進の脅威となりうる場合に、競合企業などが取るアクション)

パターンマッチング処理により算出しており、パターンは全部で200種以上あります。

YK値は競合企業からの特許への攻撃アクションを採点したものです。この「特許への攻撃」は業界ごとに多かったり、少なかったりします。このため業界ごとにYK値の大きさが異なります。
 
例えば類似製品で大きな市場を取り合う競争をしている業界などは攻撃が多く、YK値が高いです。(*プラスチックなど)

国内出願に関連する海外出願のみが考慮されます。
・国内出願から優先権主張したPCT出願、海外出願
・日本国へ国内移行したPCT出願

他社引用、自社引用、審査官引用、いずれの場合も、先行技術として、同一・類似の技術を参照しているにすぎないため攻撃とみなさず、YK値に反映されていません。

また、引用される部分は権利範囲でない場合が多く、評価の客観性を担保できません。

特許の出願件数や登録件数そのものはダイレクトにキャッシュフローを動かす指標にならず、経済的インパクトを測ることはできません。

アクションに決着がついてから、YK値に反映されます。

YK値は、企業が保有する特許の経済的な価値・技術力を表す指標です。
YK値の推移と株価の推移に一定の相関はありますが、株価そのものに着目した指標ではありません。
YK値を時価総額で除した値(YK/MC)をご活用ください。

▶こちらをご参考くださいませ。

データはありますが、公開していません。

▶こちらの例では、個別に追跡した株価のデータから全体の推移を見ています。ご参考くださいませ。

YK値が付与されるのは登録中の特許のみです。
ただし、登録後は登録前の特許に対する攻撃も点数として加算されます。

共同出願の特許は、合計ポイントを権利者の数で割った数値がYK値として算出されています。

はい。権利者の増減は、YK値に反映されます。

YKYKに上限ございません。
他社や他特許との数と比較して、そのポジションが分かるというものになります。

各企業の特許に対する投資と、その投資によって得られた技術競争力の大きさの比を示しています。少しの投資で大きな成果を得られたのか、逆なのかを競合企業の値と比較して判断することができ、知的財産活動や知財部門の効率性などの指標としてとらえることもできます。

 

詳しくは、▶こちらをご参考くださいませ。

たまたま1件の特許が大きな侵害事件などに絡んできた場合、他の大部分の特許はYK値がゼロでも、その1件の特許が引っ張って企業のYK値が高くなる場合があります。

 

YK値はその値の大きさに経済的評価尺度の意味があります。
従って、YK値が付されている特許の件数で見るとその経済的意味が失われてしまいます。

事業ごとの時価総額は、以下の方法で算出するのが妥当です。

総時価総額値×(事業分野AにおけるYK3値/全事業におけるYK3値)

(YK3値は特許化に投資した金額指標ですが、一般に特許への投資は事業規模に比例する傾向があります)

その他ご不明な点はお問合せください。