株価と連動していると認知されている、技術競争力を示すYK値。
本稿では、YK値の株価連動のロジックをご紹介します。
「YK値が株価連動している」とするロジックは、
YK値(技術競争力指標)が高い企業 → 高い売上高利益率を有する企業
の関係性から来ています。
これは、技術競争力が高い企業(有益な特許権を多数有する企業)は、コスト競争に陥らなくて済むからです。
つまり、
YK値が高い企業は売上高利益率が高い企業であるため、外部から高評価を得られて株価に反映される
というのが代表的なロジックです。
また、『自己資本利益率=売上高利益率×総資産回転率×財務レバレッジ』の関係があります。
この関係からわかるように、一般に高い売上高利益率を有する企業は、高い自己資本利益率を達成可能です。
しかし、リスク上昇を回避するために財務レバレッジの使用について抑制的な姿勢をとる企業は、
財務情報を外部から観察した場合に、財務健全性が高くなり高評価を得られる傾向が高くなります。
この点も株価に反映されると考えます。
以上、「YK値が株価連動している」とするロジックのご紹介でした。
ご参考いただけると幸いです。
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