PATWAREの各企業ページでは、YK値を時価総額で除した数値「YK/MC」を確認することができます。
(※上場企業のみ)
「YK/MC」とは、YK値をMC(時価総額)で除し、事業規模のファクターを取り除いた数値です。
事業規模が大きい企業はその事業を守るための特許件数が多くなります。特許件数が多いと、自ずとYK値の絶対値やYK値の絶対値の増加量が多くなる傾向が高くなり、一方、事業規模が小さい企業はその逆となります。
両者を比較するとYK値の絶対値やYK値の絶対値の増加量が大きい企業がより将来成長する企業であるように錯覚しますが、成長は成長量でなく、成長率で測られるべきものであるため、単位事業規模あたりのYK値の値や、単位事業規模あたりのYK値の増加量を見る必要が生じます。
この事業規模あたりに換算する処理が、「規模を示す値で除する」処理であり、時価総額は規模を示す値の一つとなります。
同一業界に属する企業間で比較してYK/MCが大きい企業は、技術競争力と比べて時価総額が小さいと言えます。
したがって、今後時価総額が増加していく(企業が成長していく)可能性があると捉えることが可能です。
以上、「YK/MC」のご紹介でした。
YKS手法に関することやPATWAREに関するご質問などありましたら、メール info@patware.net もしくはお問い合わせフォームより、お気軽にお問合せください。